すじりもじり運動

すじりもじり運動

ミドリムシの変わった移動方法「すじりもじり運動」

ミドリムシとはどんな生物?

 

ここ最近サプリメントや化粧品など、様々な商品に使われるようになったミドリムシですが、そもそもミドリムシとはどういう生物なのでしょうか。理科の教科書などで紹介されることが多いですが、ミドリムシは動物と植物の働きの両方を行う特殊な単細胞生物で、分類としては「藻の一種」にあたります。

 

栄養補給は光合成により行うので、体内には葉緑体がありますし、明るいところに移動するために鞭毛という器官も備えています。培養は難しいとされていましたが、日本のベンチャー企業が培養技術を確立し、現在更なる研究が進められています。

 

すじりもじり運動による移動

 

ミドリムシは鞭毛と呼ばれる器官を使って移動します。その際の一連の動きは「すじりもじり運動」と呼ばれ正式な学術名として使われています。動き方には色々な種類があり、縮んだり、ねじったり、くねくね動いたりと、状況に応じて色々な動きを行いますが、移動目的は明るいところを目指すことにあります。

 

光を感じる器官はそれほど優れておらず、光が強いところに出ると真っ直ぐ進む性質があるので、暗いところに出ると周辺をうろうろと動き回り、光が強い場所に出ると真っ直ぐ進み続け、また暗いところに出るとうろうろするという動きを繰り返します。

 

ミドリムシの使い道

 

非常に変わった特徴を持つミドリムシですが、その使い道は多岐に渡ります。豊富な栄養素を持っている事から、健康食品や化粧品の素材に使われていますし、ミドリムシから抽出されるオイルを使って、ジェット燃料やプラスチックの原材料に使えるバイオ燃料の開発も進められています。

 

より大規模で低コストな培養技術が生まれれば、発展途上国の食料問題や、化石燃料の枯渇問題といった、人間が抱える深刻な問題解決に役立てることが出来るといわれています。


ホーム サイトマップ